2003/10/22
au、高速と定額制を実現した「CDMA 1X WIN 」の提供を開始
 
 KDDI、沖縄セルラーは、最大2.4Mbpsの高速データ通信を可能とするCDMA2000 1x EV-DO方式を利用し、従来の第3世代携帯電話をさらに進化させた「CDMA 1X WIN」を、2003年11月28日から全国一斉に開始すると発表した。

 「CDMA 1X WIN」は、データ専用のシンプルなネットワークにより低コストで高速なデータ通信を可能とするCDMA2000 1x EV-DO方式のインフラをベースにしており、下り最大2.4Mbps、上り最大144kbpsのベストエフォートを実現している。

 CDMA2000 1x、cdmaOne方式との互換性により、全国におけるシームレスな音声・データ通信の利用が可能で、サービス開始と同時に全国で利用できる。ただし、CDMA2000 1x EV-DOのインフラ展開は、サービス開始時に関東・中部・関西の3大都市圏、2004年3月末に全国主要都市、2004年9月末に全国というスケジュールになっている。

 さらに、携帯電話で初めて、Eメールを含むEZwebの通信料が月額4,200円で使い放題となるパケット通信料定額サービス「EZフラット」が導入される。

 また、高速通信と定額パケットプランを活かしたコンテンツサービス「EZチャンネル」をスタートする。

<コメント>
パケット方式の携帯電話では定額制の実現は難しいと思われていただけに、auの戦略にはかなり驚き。着うたも伸びているだけに通信料の定額制でリッチコンテンツ配信サービスの成長が期待される。

関連リンク:KDDIの発表リリース
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