2003/11/05
JR西日本、駅での無線LANサービスでローミング実験開始
 
 西日本旅客鉄道(JR西日本)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、西日本電信電話(NTT西日本)と共同で実施している無線LANサービス「エキLANスポット」と、東日本旅客鉄道(JR東日本)および日本テレコムが実施している「無線による、駅でのインターネット接続実験」とのローミングトライアルを2003年11月6日より開始すると発表した。

 今回のローミングトライアルは、無線LANサービスにおいて大手プロバイダへの商用ローミングサービス提供を国内で初めて実現するなど無線LANローミングに積極的に取り組んできたNTT Comの技術を応用することにより可能となったもの。

 「無線による、駅でのインターネット接続実験」の利用者は、ボーダフォン携帯電話端末で発行する「1DAY-ID/パスワード」を取得することで、「エキLANスポット」実験エリアにて無線ブロードバンドを利用できる。

 ローミング実験が行なわれるサービスエリアは、新大阪駅在来線改札内乗換待合スペース、喫茶「フローラ新大阪」、新神戸駅新幹線改札内待合スペースの3カ所。

 実験期間は2003年12月19日までの予定。

<コメント>
現状の公衆無線LANの利用で最も期待されるのは出張先での利用。それを考えれば、地域鉄道会社によってサービスが異なることはマイナスでしかない。よりローミング技術が必要とされることになるだろう。

関連リンク:NTT comの発表リリース
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