2004/04/08
日本通信、“通信電池”をコンセプトにした「b-mobile ONE」を発売
 
 日本通信は、ノートPCでどこでもインターネットを実現するb-mobileの新商品として、「b-mobile ONE」(ビーモバイルワン)2商品を2004年4月20日から発売すると発表した。

 b-mobile ONEは、本多エレクトロン製のCF型PHSデータカードに、無線LANスポットとPHSデータ通信料、インターネット接続料、手軽にインターネット接続を行なえるソフト「b-Access ONE」などをワンパッケージにしたもの。

 通信利用期間6ヶ月タイプ「b-mobile ONE6ヶ月パッケージ(オープン価格)」と1年タイプ「b-mobile ONE1年パッケージ(オープン価格)」があり、いずれも期間中は定額・使い放題。

 利用期間中は無線LANスポットは使い放題となるが、無線LANを利用する場合は、無線LAN機能内蔵パソコンか別途無線LANカードを用意する必要がある。

 専用ソフト「b-Access ONE」では、無線LANとPHSの2つの異なるネットワークを一括してコントロール可能で、同ソフトを起動することで利用した場所での電波情況の確認、インターネット接続できる。
 さらに、「ユーザー定義機能」を設定することで、社内無線LANや家庭の無線LANにもワンクリックで接続することも可能となっている。

 なお、パッケージには通信時の体感速度を向上させるWebアクセラレーターやPCカードアダプタなども付属する。今後、更新ライセンスなども発売する予定。

<コメント>
個人向けの定額制モバイル接続環境をPHSで実現した日本通信。無線LAN接続サービスをうまく取り入れてサービスラインナップを充実させている。"通信電池"というコンセプトを推進しているが、パソコン以外にも搭載を進めていくという点に期待したい。

関連リンク:日本通信の発表リリース
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