2004/04/16
イー・アクセス、TD-SCDMA(MC)の実験局予備免許を取得
 
 イー・アクセスは、2004年4月15日、総務省より次世代無線ブロードバンド技術TD-SCDMA(MC)の実験局予備免許を取得したと発表した。

 これを受け、イー・アクセスはTD-SCDMA(MC)方式の商用サービスで実績のある米Navini Networksの技術を採用し、「どこでもADSL」の実現を目指すべく、都内の実験局において実験を開始するとしている。

 TD-SCDMA(MC)技術は米Navini Networks社CTO、Dr. Guanghan Xuにより開発されたTDD方式の一つ。スマートアンテナ、マルチキャリア、上り同期CDMAといった技術を使うことで周波数を効率よく利用し、より広い範囲で、より速いデータ通信が可能となる、IMT-2000のコンセプトに合致する技術。

<コメント>
次世代携帯電話の規格のキーワードだったIMT-2000だが、データ通信に特化したTD-CDMAという規格が一躍注目を浴びている。TD-SCDMAも並んで評される規格で、主導権争いが顕在化している。

関連リンク:イー・アクセスの発表リリース
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