東京地下鉄（東京メトロ）とNTTドコモは、東京メトロ全駅に無線LAN設備を整備し、同設備を利用した共同事業を2004年8月頃から開始することについて、基本合意書を締結したと発表した。
この無線LAN設備は、東京メトロの光ファイバーネットワークを活用する形で整備される。
NTTドコモでは、2004年8月頃から東京メトロの一部駅において、公衆無線LANサービス「Mzone」のサービスを開始し、秋頃までに全ての駅で利用可能とするとしている。
なお、この光ファイバーネットワークおよび無線LAN設備は、ほかの公衆無線LAN事業者にも提供される可能性がある。
また、ドコモでは、MzoneとFOMAを組み合わせたサービスも検討しているとしている。
＜コメント＞
都内に於いては最も有効な無線LANアクセスポイントとしての可能性を持っている東京メトロ（旧営団地下鉄）の駅構内はNTTドコモが獲得した。しかし、他事業者への提供も示唆しており、一社独占による弊害の心配はなさそう。
関連リンク：NTTドコモの発表リリース |
