2004/08/25
大京、マンション向けISP子会社のFNJをパワードコムへ譲渡
 
 大手マンションデベロッパーの大京は、同社子会社でマンション向けのインターネット接続サービス事業を手がけるファミリーネット・ジャパン(FNJ)をパワードコムに譲渡したと発表した。

 FNJは2000年に設立し、新築・既設マンションへのFTTHサービスなどを展開してきた。2004年3月現在のユーザー数は約43,000件。

 パワードコムは2004年8月25日付でFNJの発行済み全株式が約57億円で取得、株式の10%を、同日付でテプコシステムズに譲渡した。

 今後は、これら2社とTEPCOひかりを展開する東京電力、FNJの4社が協力しながら、東京電力グループとして大京の分譲マンションにサービスを提供するとしている。

 なお、大京グループが今後供給する新築分譲マンションにおいても、引き続きFNJにインターネット接続サービスの提供を依頼することで業務提携した。

<コメント>
集合住宅向けにブロードバンドのインフラを提供することはサービスも一緒に提供することで収益も見込めるため、潜在価値は高いと見られていた。方向性は間違っていないがマンションデベロッパーがそれを抱えるには荷が重かったということか。

関連リンク:パワードコムの発表リリース
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