NTTドコモとボーイングのビジネス部門 コネクション・バイ・ボーイングは、国際線の機内において、ドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」のローミングサービスを2004年10月22日から提供すると発表した。
コネクション・バイ・ボーイングでは、飛行機内でのインターネット接続サービス「Connexion by Boeing」を提供している。ドコモの「Mzone」はこのサービスとローミングし、空の上での公衆無線LANサービスを実現する。
利用料金は3時間未満のフライトで1,900円、3〜6時間のフライトで2,500円、6時間以上のフライトで3,700円。いずれも飛行機内は課税対象外。
提供される路線は、ルフトハンザの成田-ミュンヘン間、ミュンヘン-サンフランシスコ間、ANAの成田-上海間、JALの成田-ロンドン間などの一部の便。対応路線は今後順次拡大される見込み。
<コメント>
国際線機内でのインターネット接続サービスは欧米で活発化しているが、縁遠い印象があった。ようやく日本国内から安心して利用できる窓口ができたわけだが、価格の高さは如何ともし難い。航空機内での電子機器の使用を制限した国内法との関わりも気になるところ。
関連リンク:NTTドコモの発表リリース |