2004/10/14
イー・アクセス、1.7GHz帯でモバイル事業に参入表明
 
 イー・アクセスは、2004年9月30日に総務省より示された「携帯電話用周波数の確保に向けた取組」を受け、新規参入の周波数候補とされるFDD方式に関する1.7GHz帯に対して、免許取得に向けた検討を開始したと発表した。

 イー・アクセスは、同周波数帯での免許取得に向け検討を開始する旨、総務省に対して書面にて意思表明。TDD方式による2GHz帯での免許取得に向け実験を進めているが、今後はこれに加え、FDD方式による1.7GHz帯の取得についても、実験免許の取得を含め、本格的に検討を進めるとしている。

 なお、TD-SCDMA(MC)を利用した次世代TDD方式によるサービス提供についても、これまでと同様、実証実験等具体的な検討を積極的に進めていくとしている。

 FDD方式についてもTDD方式と同様、高速データ通信に焦点を当てて、事業開発を行っていくとしている。

<コメント>
ワイヤレス環境でもブロードバンドサービスを提供するという方針は分かりやすく期待が持てる。しかしながら、免許の問題や規制があり、その歩みは期待にほど遠くゆっくりしたものとならざるを得ない。

関連リンク:イー・アクセスの発表リリース
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