総務省は、2004年6月末現在のブロードバンド契約者数等の推移を発表した。2004年6月末のFTTH、DSL、CATVを合計したブロードバンドの契約者数は14,787,527契約。
この数値は、2004年4月1日施行の改正電気通信事業報告規則の規定により、電気通信事業者からサービスの契約者数について四半期ごとに報告を受けることを踏まえて、毎四半期ごとに取りまとめた結果を発表するもの。
従来まで一部の電気通信事業者から任意で提出された情報に基づいた「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」を毎月末に発表していたが、この発表は2004年8月末までの数値で終了している。
インターネット接続サービスの契約者数は、契約者数5万以上の36事業者の合計で28,743,610契約で、カテゴリ別に見るとFTTHが1,757,716契約、DSLが12,118,714契約、CATVが2,688,813契約となっている。
今回から新たにFWAや公衆無線LANサービスの契約者数も公開された。FWAは2004年6月末で29,514契約で、公衆無線LANサービスが52,644契約となっている。
＜コメント＞
これまで総務省が発表していた数値が一部を取り上げていたものだったことが判明。より正確な数値が分かるようになったのは良いことだが、即時性がなくなったのは後退とも言える。
関連リンク：総務省の発表ページ |
