2004/12/20
京セラ、国内で下り最大1Mbpsの「iBurst」システムの実験開始
 
 京セラは、下りの通信速度が最大1Mbpsという無線通信技術「iBurstシステム」の実験局免許を取得し、同社横浜事業所内において実験を開始したと発表した。

 「iBurstシステム」は、下り最大1Mbpsという通信速度でデータ受信が可能な、いわゆるTDD方式に分類される通信技術無線通信技術。

 オーストラリアでは2004年3月より商用サービスがスタートしており、京セラは同国の通信事業者に対してiBurstシステムの基地局およびPCカード端末を供給している。

 実験で利用する周波数帯は2GHz帯。実験局免許は1年間有効なものが割り当てられ、実験を通じて、2005年には下り最大2Mbps、2009年には下り最大10Mbpsという通信速度の実現を目指すとしている。

<コメント>
すでにauが2.4Mbpsのサービスを開始しているだけに1Mbpsくらいでは大して驚きはないが、先行き10Mbpsも見据えていると言う点では期待も大きくなる。

関連リンク:京セラの発表リリース
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