日立製作所 情報・通信グループは、CDMA2000 1xEV-DOの新規格「Revision A」に対応した基地局をKDDIより受注したと発表した。
Revision Aは、2004年3月に策定されたCDMA2000 1xEV-DOの新規格。従来最大2.4Mbpsだった下りスループットが3.1Mbpsに高められたほか、ネットワーク内の複数のユーザーに対して映像コンテンツなどを同時に送信できる「マルチキャストサービス」、QoS(帯域保証)がサポートされている。
同社が納入する基地局はKDDIの2GHz帯を利用したサービスで使用される見込みで、2006年度から全国展開される計画となっている。
<コメント>
auでパケット定額制を実現したCDMA2000 1xEV-DOがスピードアップ。着うたをはじめとするコンテンツビジネスを安定させる意味でも重要な技術。
関連リンク:日立製作所の発表リリース |