東京都交通局は、2006年3月末までに、都営地下鉄全駅構内(106駅:ホーム・コンコース等)において、公衆無線LANサービスを利用できるようになると発表した。
無線LANアクセスポイントは、2005年3月より都営新宿線と都営浅草線の2路線20駅内のホームやコンコース、改札などに設置。
設置される無線LANアクセスポイントは、複数の通信事業者が共用できる機能を有しており、NTTBPの「無線LAN倶楽部」、NTT Comの「HOTSPOT」、NTT東日本の「フレッツ・スポット」「Mフレッツメイトフレッツ・スポット併用タイプ」、NTTドコモの「Mzone」が利用できる。
また、無線LANサービスが利用可能であることを示すエリアサインを設置される。
<コメント>
2004年秋の東京メトロにおける公衆無線LANサービスの提供に続き、都営地下鉄でもサービスが開始。これで、東京都内の地下鉄は2006年春までに無線LANが利用できるようになる。問題はPDA市場がほぼなくなった今、どのように使われるか、だ。
関連リンク:東京都交通局の発表リリース |