2005/02/10
ルーセントとイー・アクセス、W-CDMA実証実験
 
 ルーセント・テクノロジーとイー・アクセスは、イー・アクセスによる移動体音声、高速データ、およびマルチメディア・サービス評価のため、第3世代(3G)W-CDMA実証実験ネットワークを共同開発すると発表した。

 実験は、1.7GHz帯のW-CDMAによる移動通信において、音声や高速データ通信、マルチメディア・サービスの評価を行なうというもの。富士通のHigh Speed Downlink Packet Access(HSDPA)に対応した基地局や、ルーセントのIP Mulitimedia Subsystem(IMS)といったIPベースのネットワークソリューションなどが用いられる。

 HSDPAをサポートした実験用携帯端末は富士通が提供し、当初から最大3.6Mbpsによるデータ通信が可能だ。フィールド・アップデートにも対応しており、最終的には14.4Mbpsまで速度を向上させることができるという。また、イー・アクセスでは携帯電話用の位置情報アプリケーションなども開発中だとしている。

<コメント>
移動体通信のデータ通信速度も第3世代携帯電話が普及しない状況の中で高速化が進まなくなっていた。着うたフルなどのアプリケーションも想定される中で、データ通信速度の高速化もメリットのあるものとして期待される。

関連リンク:ルーセント・テクノロジーの発表リリース
boopleSearch
こちらから関連書籍をご購入いただけます
 
インフラ情報↑


Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.