ケイ・オプティコムは、自宅内までの通信速度が上下とも最大1Gbpsのインターネット接続試験サービスを、神戸市須磨区の一部エリアで2005年4月1日より実施すると発表した。
試験サービスは、IEEE 802.3ahに準拠した「GE-PON（Gigabit Ethernet-Passive Optical Network）」技術を採用しており、1本の光ファイバ回線の分岐数は最大で32分岐。
回線終端装置までは最大1Gbps、回線終端装置からご家庭のパソコンまでは最大100Mbpsの他社の既存サービスと比較して、ユーザー宅内の機器まで最大1Gbpsの通信速度が提供される点が異なっている。
試験サービスは、神戸市須磨区の一部エリアで4月1日から6月15日まで実施される。モニターの対象は、同社の光ファイバ接続サービス「eoホームファイバー」を試験地域で利用中のユーザーで、募集人数は最大100名。試験サービスに伴う、初期費用や月額料金は無料となる。
ケイ・オプティでは、試験サービスを通じて技術検証を行なった上で、早期にサービス化できるよう取り組みたいとしている。
＜コメント＞
ついに家庭内まで1Gbpsの通信速度が提供されることに。少なくとも回線状況に関しては音楽をはじめとする大容量コンテンツの配信に対する障害はなくなっていると断言できる。
関連リンク：ケイ・オプティコムの発表リリース |
