05/03/29
スピードネット、無線アクセスサービスの受付終了
 
 東京電力が運営するスピードネットは、上下最大1.5Mbpsの無線アクセスサービスについて、新規申し込みの受け付けを2005年3月31日で終了すると発表した。

 スピードネットの無線アクセスサービスは、2.4GHz帯の無線を利用することで、電話回線や光ファイバなどの回線を必要とせずにインターネットに接続できるサービス。

 ADSLやFTTHの高速化・低廉化に伴い、同サービスへの新規申込みおよび加入状況は減少の一途をたどっており、経営資源をFTTHサービス「TEPCOひかり」へ集中するため2.4GHz無線サービスの新規申込み受付を終了するとしている。

 なお、すでに無線アクセスサービスに加入しているユーザーは2005年4月1日以降も継続して利用できるが、サービス終了も検討していくとしている。

<コメント>
設立当初はソフトバンク、マイクロソフト、東京電力の合弁会社だったスピードネット。日本にあまねくブロードバンドを行き渡らせようとした、通信事業者以外からの初めての取り組みだったと言えるだろう。時代の徒花だったかもしれないが、その後のYahoo!BBなどにつながるものとして記憶に止めておきたい。

関連リンク:スピードネットの発表リリース
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