インプレスは、最新のインターネット利用動向を詳細にまとめた財団法人インターネット協会監修「インターネット白書2005」を2005年6月15日に発売、2005年2月時点の日本のブロードバンド人口は3,224万4,000人と発表した。
調査はアクセスメディアインターナショナルが2005年2月、全国の主要26都市とその近郊の一般世帯を対象に電話によって実施。調査では4万850世帯から有効回答を得た。
それによると、2005年2月時点の日本のインターネット人口は7,007万2,000人で、2004年2月の6,559万4,000人から6.8%の増加。
レポートでは、ブロードバンド接続をADSL/xDSL、CATV、FTTH(光ファイバー)、公衆無線LANアクセスポイント、専用線接続、第三世代携帯電話による接続方法と定義。
2005年2月時点の日本のブロードバンド人口は3,224万4,000人で、初めて3,000万人を突破。2004年2月の2,246万7,000人から約1,000万人増加。
また、利用機器が「携帯電話/PHSのみ」および利用場所が「勤務先/学校のみ」という利用者を除いたインターネット利用世帯のうち、ブロードバンド率は65.4%となり、2004年の48.1%から大幅に増加した。
これらの数値より、日本全世帯におけるブロードバンド普及率としては36.2%に達し、3世帯のうち1世帯がブロードバンド世帯となったとしている。
<コメント>
ブロードバンドの定義の中に携帯電話も入っているなど、イメージとは異なる部分もあるが、ブロードバンドインフラの現状を推し量る上では使える資料となっている。
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