ライブドアは、公衆無線LANサービス「D-cubic(ディーキュービック)」を2005年7月末より首都圏一部のエリアで無償試験サービスとして開始し、2005年10月より正式サービスに移行する予定と発表した。
D-cubicは、IEEE 802.11gおよびIEEE 802.11bに準拠した公衆無線LANサービス。サービスエリアは東京都の山手線圏内で、約2,200台のアクセスポイントを設置する予定。
アクセスポイントは既設電柱への設置を基本とし、主要地域の大型商業施設にも設置するとしている。
セキュリティは指定のSSIDとWEPキーのほか、IDとパスワードによるWeb認証も行なう。また、IEEE 802.1X認証にも後日対応予定としている。
料金は初期費用が1,050円、月額料金が525円。利用にはlivedoorのIDが必要で、IDを取得すればD-cubicから無料でライブドアのポータルを利用できる。
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事前に参入のリリースはあったが、正式発表では予想外に低価格な料金設定が注目される。電柱とパワードコムの光ファイバー網をインフラとするなど、しっかりとしたパートナーが揃っている印象。
関連リンク:ライブドアの発表リリース |