NTT(持株会社)は、2005年度第1四半期末におけるフレッツシリーズの契約者数を公表した。NTT東日本とNTT西日本の数値を合計した契約者数は、フレッツADSLが543.9万件、Bフレッツが199.1万件。
フレッツ・ADSL契約者数は、2004年度末から3カ月でNTT東日本が8万9,000件増の292.2万件、NTT西日本が14.2万件増の251万6,000件。フレッツADSL合計では3カ月で23.1万件の純増。
Bフレッツは、NTT東日本が20.1万件増の108.6万件、NTT西日本が12.5万件増の90.5万件。NTT東日本ではフレッツADSLの倍近い純増を達成。3カ月間のBフレッツ純増数は32.6万件で、フレッツ・ADSLの純増数を上回っている。
<コメント>
FTTHとADSLの契約者数では、まだ大きな開きがあるものの、純増数ではFTTHが上回っており、完全に流れはFTTHに向かっている。しかしながら、加入電話数はもちろん、INSネット総数もさらに多いことを考えれば、ブロードバンドはまだ伸びる余地があると考える。
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