USENは、2005年8月31日現在でのブロードバンド事業の進捗状況を発表した。
これによると、工事日が確定している契約者数が前月比18,010増の530,450件、回線が開通している取付数が前月比18,835増の362,828件となった。
今回の発表より、契約時点から1年6ヶ月以上経過後も取付けに至っていない契約について、差引いた数字を新たな契約者数の定義として発表致するとしており、2004年2月以前の滞留契約者数29,377を差し引いた501,073が契約者数となる。
なお、取付数の内訳では、8月の完成数が23,138件、解約数が4,303件となっている。
また、形態別の内訳では、戸建てが前月比93減の8,120件、集合住宅が前月比18,406増の332,807件、法人用途のオフィス・商業ビルが前月比522増の21,901件となっている。
同様に、集合住宅における1棟あたりの平均加入戸数は6.63(集合住宅8.95、法人用途のオフィス・商業ビル1.34)、集合住宅取付棟数は前月比1,490増の53,506(集合住宅37,167、法人用途のオフィス・商業ビル16,339)となっている。
<コメント>
今回より契約者数の定義が変更になっているが、契約後1年6ヶ月以上も取付に至っていない数が意外に多いことが判明。どちらの都合によるものか分からないが、契約者数の水増しと見られないためにもこうした情報開示は必要だろう。
関連リンク:USENの発表リリース |