米Microsoftはデジタル・メディア再生ソフト「Windows
Media Player7(以下WMP7)」のPocket PC版「Windows Media Player7
for Pocket PC」を発表した。既にMicrosoftのWWWサイトから入手可能となっている。
「WMP7」は既にWindows版が2000年8月2日にリリースされており、Windows Meでは標準搭載となっている。「WMP7」はMicrosoftのデジタル著作権技術「Windows
Media Rights Management」に対応し、セキュリティの施されたWMAファイルをネット上からダウンロードして再生することができる。また、ユーザーインターフェースではスキン変換ツールも備えている。
Pocket PCはWindows CE 3.0をベースにしたPDAのプラットフォームで、日本国内ではカシオ計算機の「カシオペア
E-700」、日本ヒューレット・パッカードの「HP Jornada 548」といった製品がある。
<コメント>
PDA市場では苦戦しているマイクロソフトはPDAをマルチメディア端末にしようとしているようだ。Macintosh版(まだβ版)より先にリリースされたことでも力の入れ方が分かる。これでPocket
PC端末もEMDプレーヤーとなることができる。ただ、個人的にはPocket PCで音楽を聴こうとは思わないけれど。
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