先日S3から社名を変更した米SONICblueはEMDプレーヤーRio600用の増設メモリを発表した。Rio600は本体の裏面全体がバックパックと呼ばれるアタッチメントになっている。今回発表されたメモリはこのバックパックの形で供給され、これまでのものと交換して利用する。容量は32MB($99.95)と64MB($169.95)。どちらも充電式バッテリーを内蔵しACアダプターが付属する。発売は年内としている。
また、このバックパックは未発売のRio800にも対応するとしている。バックパックは機能追加の手段として発展していき、マイクロドライブ内蔵モデルやSDカードスロット搭載モデルを2001年にリリース予定とのこと。
追加情報
ソニックブルー日本法人も同商品を発表。発売は12月22日。32MBモデルのみで価格はオープン。本体の32MBと合わせて64MBとなる。これまで乾電池ホルダーだった部分にはニッケル水素電池が入っており、ACアダプターから充電することができる。あわせて96MBになる64MBモデルも2001年初頭に発売予定。
<コメント>
現在もシェアNo.1のEMDプレーヤーRio600は搭載メモリの少なさに難があった。今回の発表でそれが払拭される。次期モデルやRio800も期待できそうだ。国内発表が待たれる。
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