三洋電機は「Windows Media Audio(以下、WMA)8
3倍モード」に対応した世界初のEMDプレーヤー「SSP-PD9」を発表した。希望小売価格は\41,000で、販売開始は3月1日。
「SSP-PD9」は同社の「SSP-PD7」の後継に当たり、新たに圧縮方式としてWMA、著作権保護方式として「Windows
Media Rights Manager」を採用した。特にWMAについてはマイクロソフトが昨年12月に発表したばかりのWMA8に対応、高圧縮時の音質向上によりCD並の音質で64MBのメモリーカードに約3時間録音することができるとしている。同社ではこのWMA8に対応したプレーヤーは世界初としている。
またこれまで通り、圧縮方式としてAAC、著作権保護方式としてリキッドオーディオのSP3をサポートする。
その他の改良点としてはヘッドフォン3Dサラウンド機能とパソコンに接続しながら充電できるUSB(電源)充電機能を搭載している。
<コメント>
製品写真とスペックから「SSP-PD7」の中身に改良を加えたものとみられる。三洋電機がWMAをサポートしたことにより、ここしばらくはWMAが事実上の標準といった様相を呈してきた。
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