米Microsoftは、デジタル・メディア再生ソフトのマイナーアップデート「Windows
Media Player7.1」をリリースした。 既にMicrosoftのサイトからダウンロード可能になっている。
主な変更点としては既に発表されているWindows Media Audio8でのリッピングが可能になっていること。これまでと同じ音質で3倍の圧縮率を誇るとしている。
また、新たに「Smart Trancode for WMA」という機能が搭載された。これはEMDプレーヤーにWMAファイルを転送する際に自動的に最適な圧縮率に変更されファイル容量を減らすというもの。
同時に「Enterprise Deployment Pack for Windows Media Player
7.1」という製品が今夏リリース予定として発表されている。 これは企業内のWindows2000環境において効率よくクライアントPCのWindows
Media Player7.1を管理するツール。
また、コンテンツホルダー向けに「Windows Media Encorder7.1」「Windows Media
7.1 SDK」もリリースされた。 いずれもWindows Media Audio8およびWindows Media
Video8に対応した。
<コメント>
いよいよ分かりにくくなってきたMicrosoftの製品群。整理すると圧縮方式の最新バージョンが8、8の再生はPlayerの6.4以降で可能、同じく8のリッピングは今回発表のPlayer7.1から。
さらに今秋リリース予定のWindowsXPに搭載されるのはPlayer8。
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