2001/05/22

東芝、SDオーディオプレーヤー機能内蔵ICレコーダー発表

 
 東芝ビデオプロダクツジャパンはSDカードに対応し、オーディオプレーヤー機能も搭載したICレコーダー「IC-SD1」を発表した。 価格はオープン。発売は2001年6月11日予定。

 音声録音機能としては32MBのSDカードが付属しており、高音質(SHQ)モードで約1時間30分、標準(SQ)モードで約8時間10分の録音が可能となっている。 録音した音声をパソコンに取り込み、再生や編集できるソフト「東芝ボイスマネージャー SVM100」も付属する。
 プレーヤー機能としては対応コーデックはMP3とAAC。CDからのリッピングや転送を行うソフト「東芝オーディオマネージャー SAM100」が付属する。
 電源は単4電池2本。容積53cc、重量58gの本体はメモリカード対応ICレコーダーの中では最小最軽量としている。

 なお、東芝ビデオプロダクツジャパンはシンガポールの東芝ビデオプロダクツの子会社として主に国内向けにVHS、S-VHSビデオ機器の販売を手がけてきたが、2001年10月を目処に事業を東芝の映像ネットワーク事業部門に統合、解散が決まっている。

<コメント>
東芝もここへ来てSDオーディオプレーヤーのラインナップを増やし始めた。海外メーカーのプレーヤーにはよく搭載されているボイスレコーディング機能だが、 実際にはそれほど使われているという話は聞かない。むしろICレコーダーにオーディオプレーヤーを搭載したという今回のアプローチが正解かもしれない。

関連リンク:東芝の発表リリース
 
 
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