オリンパスは128MBのスマートメディアに対応しMP3/WMA再生機能を内蔵したICレコーダー「Voice-Trek
DM-1」を発表した。 価格は\35,000。発売は2001年6月22日予定。
音声録音機能としては32MBのスマートメディアが付属しており、DSS規格の採用により高音質モードで約5時間5分、標準モードで約11時間の長時間録音が可能となっている。
PCとの接続にはUSBケーブルとWindows用ソフトウェア「DSS Player for DM-1」が付属し、録音した音声をパソコンに取り込み、メールへの添付や音声認識ソフトウェアによるテキストデータへの変換も行える（メールソフトや音声認識ソフトは別途必要）。
プレーヤー機能としては対応コーデックはMP3とWMA。CDからのリッピングや転送を行うソフト「MP3 Jukebox」が付属する。
MP3プレーヤーとしては世界で初めてSRS Labsの音響技術"WOW"を搭載しており、サラウンド効果やバス効果による多彩なサウンドを楽しむことができる。
なお、プレーヤー機能を利用する場合はメディアはID付きスマートメディアでなければならない。
DSPにはTIのTMS320DA150が使われており、電源は単4電池2本。約11時間の音声録音と約8時間の連続再生が可能となっている。
＜コメント＞
東芝に続いてプレーヤー機能付きICレコーダーの登場。PCとの連携が強調されている他、アラーム再生機能などもあり、実際にICレコーダーを使う立場に立った製品となっている。
関連リンク：オリンパスの発表リリース |
