2001/06/05

九州松下電器、SDオーディオプレーヤー搭載ナビゲーションシステム発表

 
 九州松下電器は、世界で初めて画面部分を携帯部として取り外し歩行ナビゲーションが可能な上、SDオーディオプレーヤー機能も内蔵したポータブルナビゲーションシステム「KX-GP1」を発表した。 価格は148,000円。発売は2001年7月1日予定。

 KX-GP1は5.8インチワイド液晶モニタを取り外し、小型GPSアンテナ、充電池、SDカ−ドスロットと共に携帯部として歩行ナビゲーションとして利用できる。 SDカードには地図データを複数エリア分保存することができるため、歩行ナビとして使用する範囲を広げることが可能。 また、通信機能も搭載しており、PHSや携帯電話と接続することでインターネットやEメールも利用できる。SSLにも対応しているためインターネット利用時にはモバイルショッピングやバンキングも可能になっている。

 プレーヤー機能としてはSDカードに記録されたAACデータを再生することが可能になっている。 本体に通信機能が備わっているものの、直接のダウンロードには対応しておらず、PCやPHSなどSDカードへのダウンロードに対応した機器とソフトウェアが必要になる。

 なお、VICS対応TVチューナー内蔵モデル「KX-GP1Z(178,000円)」も用意される。

<コメント>
昨日のセイコーエスヤードに続く複合商品。次世代携帯電話でもパーソナルナビゲーション機能は期待が大きいと言われており、AUが今秋から投入を予定している。 地図を表示するには携帯電話の画面は少々狭い印象があり、この商品のアピール度は高い。

関連リンク:九州松下電器の発表リリース
 
 
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