オンキヨーはMP3での保存も可能な国内初の音楽専用HDDレコーダー「MB-S1」を発表した。
価格は110,000円。2001年10月初旬発売予定。
MB-S1はCDドライブと20GBのHDDを搭載するデッキサイズの据置型プレーヤー。HDDへの保存形式はPCMとMP3。
MP3のエンコーダー/デコーダーはFraunhoferIIS製エンジンを採用、ビットレートは96/128/192Kbpsから選択できる。
コントロール系デジタル基盤とオーディオ信号用基盤を分離するなど、オーディオ機器としてのクオリティの高さを特徴としている。
音楽CDからHDDへの転送速度はPCM形式は5倍速、MP3形式へは等倍速となっている。MP3-CDからMP3ファイルのHDDへの転送も可能。
また、USBコネクタも搭載しており、PCと接続することでPCに保存されているMP3ファイルの転送も可能となっている。
<コメント>
国内オーディオメーカーのオーディオ機器としてまとまった印象を受ける。ただ、保存したMP3ファイルにタイトルやアーティスト名の入力はどうするのか、
PCとの接続でファイルの読み出しは可能なのか、HDDの追加や容量アップへの対応はあるかなど疑問点は多い。10月発売と言うことで細かな仕様はこれから詰められていく可能性もある。
関連リンク:オンキヨーの発表リリース |