リコーは、MP3再生機能を搭載した211万画素デジタルカメラ「Caplio(キャプリオ)
RR10」を発表した。価格はオープンプライス、発売は2001年7月中旬予定。
圧縮方式はMP3のみ。サンプリングレート44.1kHz、ビットレート96kbpsのみの対応。ファイルの保存先はSDカード。
添付の専用ソフトウェア「RICOH Gate」によってPCからの転送を行い、同時にリコー独自の暗号化を施し著作権を保護する。
また、MP3統合ソフトウェアとして「MusicMatch MP3 JUKEBOX」が付属する。
デジタルカメラとしては211万画素原色CCD、2倍光学ズームを搭載、マニュアルフォーカスやマニュアルでの露出補正などにも対応している。
スタイリッシュで小型・軽量なボディを特徴とし、専用のドッキングステーション「RICOH BASE」にセットすることで充電とデータ転送を簡単に行うことができる。
なお、Caplioの名称はリコーのパーソナル製品のファミリーネームとして展開していくという。
<コメント>
古くからデジタルカメラを販売しているリコーだが、ブランド展開の弱さか今ひとつ目立たない位置にいる印象。フジの50iにマッチアップするこの機種でパーソナル市場へアピールしたいところ。
関連リンク:リコーの発表リリース |