2001/06/13

米COMPAQ、デジタルオーディオ製品を強化

 
 米COMPAQはデジタルオーディオの新製品として「iPAQ Music Center」「iPAQ Personal CD Player PCD-1」「iPAQ Personal Audio Player PA-2」を発表した。

 iPAQ Music Centerは幅17インチのコンポサイズの据置型プレーヤー。内蔵HDDに5000曲(CD400枚分)以上のMP3/WMAデータを保存できる。 通信機能を備えており、電話回線でネットに接続することによってOpenGlobe Entertainment Services経由で、インターネットラジオ、リコメンド機能などが提供される。 この中には保存している楽曲ファイルの曲名、アーティスト名などを自動的にダウンロードする機能や楽曲ファイル自体を購入する仕組みも備えている。 既存のオーディオ製品と接続することも可能で、テレビと接続した場合は見やすい検索メニューや編集メニューを利用することができる。 PCやポータブルデバイスとのMP3/WMAファイルの共有も可能。価格は$799.99、2001年7月15日出荷開始予定。

 PCD-1はCD-R/RWに保存されたMP3/WMAファイルの再生機能を持ったポータブルCDプレーヤー。FMチューナーとイコライザーを搭載し、赤外線リモコンによる操作にも対応している。 価格は$199.99、2001年8月初旬出荷開始予定。

 PA-2は現行のPA-1と同様、MP3/WMA/AACに対応したEMDプレーヤー。内蔵64MBのメモリに加え、新たにMMCスロットを設けることにより128MBまでの容量アップに対応した。 また、再生時間もこれまでの10時間から14時間へと向上している。価格は$249.99に$50のキャッシュバックが予定され、2001年7月下旬の出荷開始予定。

<コメント>
MP3-CDプレーヤーや現行のマイナーチェンジに当たるEMDプレーヤーはともかく、据置型のMusic Centerは新たな提案型商品として興味深い。 ポータブルデバイスとの連携の仕方やインターフェースなど詳細は不明。

関連リンク:米COMPAQの発表リリース
 
 
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