米COMPAQはデジタルオーディオの新製品として「iPAQ
Music Center」「iPAQ Personal CD Player PCD-1」「iPAQ Personal
Audio Player PA-2」を発表した。
iPAQ Music Centerは幅17インチのコンポサイズの据置型プレーヤー。内蔵HDDに5000曲(CD400枚分)以上のMP3/WMAデータを保存できる。
通信機能を備えており、電話回線でネットに接続することによってOpenGlobe Entertainment
Services経由で、インターネットラジオ、リコメンド機能などが提供される。 この中には保存している楽曲ファイルの曲名、アーティスト名などを自動的にダウンロードする機能や楽曲ファイル自体を購入する仕組みも備えている。
既存のオーディオ製品と接続することも可能で、テレビと接続した場合は見やすい検索メニューや編集メニューを利用することができる。
PCやポータブルデバイスとのMP3/WMAファイルの共有も可能。価格は$799.99、2001年7月15日出荷開始予定。
PCD-1はCD-R/RWに保存されたMP3/WMAファイルの再生機能を持ったポータブルCDプレーヤー。FMチューナーとイコライザーを搭載し、赤外線リモコンによる操作にも対応している。
価格は$199.99、2001年8月初旬出荷開始予定。
PA-2は現行のPA-1と同様、MP3/WMA/AACに対応したEMDプレーヤー。内蔵64MBのメモリに加え、新たにMMCスロットを設けることにより128MBまでの容量アップに対応した。
また、再生時間もこれまでの10時間から14時間へと向上している。価格は$249.99に$50のキャッシュバックが予定され、2001年7月下旬の出荷開始予定。
<コメント>
MP3-CDプレーヤーや現行のマイナーチェンジに当たるEMDプレーヤーはともかく、据置型のMusic Centerは新たな提案型商品として興味深い。
ポータブルデバイスとの連携の仕方やインターフェースなど詳細は不明。
関連リンク:米COMPAQの発表リリース |