2001/07/02
ジャストシステム、NetMD対応ソフトウェアの開発を表明
ジャストシステムは、ソニーが策定したパソコンとMD機器とのインターフェース規格「NetMD」に対応したデジタルオーディオソフトウェアの開発を表明した。
NetMDはソニーが策定したパソコンとMD機器間のUSBを利用したインターフェース規格で、音声圧縮技術はATRACとATRAC3を、著作権保護技術には「OpenMG」「MagicGate」を採用し、 著作権を保護しながら、USBを通じてパソコンからMDへ簡単に楽曲を転送することが可能になる。
ジャストシステムが開発するのはこの規格に対応したパソコン用ソフトウェア。パソコンからMD機器への楽曲の転送機能の他、MDに記録された楽曲の編集機能も搭載される。
ジャストシステムは、99年12月より「BeatJam」シリーズでデジタルオーディオソフトウェア市場に参入している。最新作「BeatJam XX-TREME」では「ATRAC3」の再生に対応していた。 なお、商品名や発売時期、対応するMD機器などについては明らかにしていない。
<コメント>
6/27に発表されたNetMDに早速のサポート表明。ただしNetMD対応の機器がなければソフトウェアも使いようがなく、この段階での発表にはあまり意味がない。 それよりはソフトウェアがソニー以外のベンダーから提供されることで規格のソニー色を弱める意図があるものと見られる。
関連リンク:
ジャストシステムの発表リリース
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