2001/07/05

ジャストシステム、「BeamJam」をEMMS対応に

 
 ジャストシステムは、日本IBMとマルチメディアコンテンツのネット配信システムの提供において協業することで合意、 デジタルオーディオソフト「BeatJam」シリーズをIBMのデジタル配信技術である「EMMS(Electronic Media Management System)」に対応させると発表した。

 IBMは著作権保護技術を搭載したデジタル配信技術「EMMS」をジャストシステムにライセンス供与し、ジャストシステムはIBMとのライセンス契約に基づき、 EMMS対応したコンテンツのダウンロード、再生、他メディアへの転送等を行うプレイヤーを開発し、ジャストシステムのデジタルオーディオソフト「BeatJam」シリーズに組込む予定。

 ジャストシステムは、99年12月より「BeatJam」シリーズでデジタルオーディオソフトウェア市場に参入している。最新作「BeatJam XX-TREME」では「ATRAC3」の再生に対応していた。 なお、具体的な商品名や発売時期などについては明らかにしていない。

<コメント>
EMMSを利用した配信はほぼレーベルゲート系のみであり、先日のNetMD対応のリリースとあわせると「OpenMG Jukebox」と「LabelGate player」がジャストシステムに移管されるような印象。 ちなみにジャストシステムは1998年6月にソニーに対する第三者割当増資を実施しており、ソニーはジャストシステムの第4位(6.41%)の大株主となっている関係。

関連リンク:ジャストシステムの発表リリース
 
 
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