ドゥーブ・ドットコム、ミュージック・シーオー・ジェーピー、レーベルゲートの3社は、2001年8月1日正午より、各社の音楽配信サービスで使用可能な専用ソフトウェア「Madison Player1.0（マジソン・プレイヤー）」の無償配布を開始した。
3社は、IBM社が開発したEMMS（The Electronic Media Management System）による音楽配信プラットフォームを提供しているが、ソフトウェアは各社が個別に作成・配布していた。
今回、ユーザーの利便性向上を図るため、各社共通のソフトウェアとしてMadison Player1.0をリリースしたもの。3社では今後のバージョンアップについても協調体制を維持する方針としている。
ただし、ドゥーブ・ドットコムで配布されるMadison Player1.0 for du-ubはいずれのサービスでも利用できるが、ミュージック・シーオー・ジェーピー、レーベルゲートで配布されるMadison PlayerはAACに対応していないため、別途AAC再生用プラグインが必要となる。
なお、3社より配布されていた「du-ub Player」、「MCJ Player」、「LabelGate Player 2.0」は、従来通り使用することができる。
＜コメント＞
早速ダウンロードして確認してみたところ、インターフェースはdu-ub Playerを踏襲しているようだ。基本はEMMS対応プレーヤーであり、AACやOpenMGのライセンスによって対応が異なっていると見られる。
それぞれ他の配信方式に変更した場合はやはりプレーヤーソフトは別になるだろう。
関連リンク：レーベルゲートの発表リリース |
