米MP3.comは、同社の企業向け音楽配信サービス「Business
Music Services(BMS)」の顧客向けに、Lineoと協同でLinuxベースのアプライアンスサーバ「Business
Music Media Server(BMMS)」を開発したと発表した。
BMMSはLineoのインターネットアプライアンスプラットフォーム「Lineo SecureEdge」をベースに、組み込み向けLinuxの「Lineo
uClinux」で動作している。 MP3.comのBMSサイトからファイルをダウンロードし、楽曲や広告を配信する機能を備えている。BMSの世界展開も視野に入れ、アプリケーションは国際対応となっている。
BMSはMP3.comのレストラン、ブティック、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、サロン、大型量販店、オフィスなど幅広い企業を顧客とする定額制音楽配信サービス。
顧客は様々な場面にあわせた形で音楽を広告やBGMとして利用できる。
Lineoは、MP3.comのBMSのためにソールトレークシティにサービスセンターを開設する。ここでは、BMMSプレーヤーを配送、受注、設置や設定などのサポートを担当する。
なお、提供は今秋から開始される予定。
<コメント>
日本で言うところの有線放送のサービスに少々インタラクティブ性を加えたようなイメージか。日本では有線放送サービスの置き換えになる可能性がポイントだろう
関連リンク:MP3.comの発表リリース |