ソニーは、音楽再生機能に加え、65,536色対応高解像度TFTカラー液晶ディスプレイを搭載した“CLIE(クリエ)”『PEG-N750C』(Palm OS ver.4.1採用)を発売すると発表した。発売日は2001年9月22日、価格はオープン。
PEG-N750Cは、PC上で音楽コンテンツを管理する付属ソフトウェア「OpenMG Jukebox2.2」でPCに保存した音楽データを、ATRAC3方式でマジックゲートメモリースティック(別売)に記録し、再生することができる。
各種設定や操作も、色を4色から選択できるようになったPEG-N750Cの画面上や、ジョグダイヤル、ヘッドホンリモコン(付属)で簡単に行うことができる。
また、PEG-N750Cに収録されている「AudioPlayer(ver.2.1)」ではMP3形式の音楽データも再生可能となっている。
さらに320×320ドットの高解像度なフロントライト搭載反射型TFTカラーディスプレイは65,536色のフルカラーに対応、より一層色鮮やかな画像を表示でき、
独自のハイレゾフォント(高品位な文字フォント)の採用で読みやすい文字表示も実現している。
現行機種の小型・軽量・スタイリッシュデザイン、サテンシルバーの本体カラーはそのまま生かされている。また、内蔵のリチウムイオンポリマー充電池により通常使用で約15日間使用可能となっている。
ただし、連続音楽再生時間は約11時間(ディスプレイ消去時)/約3時間(ディスプレイ表示時)となっている。
<コメント>
EMDプレーヤー搭載のPDA、CLIEの新型はセキュリティのないMP3の再生にも対応していることが特徴。セキュリティとトレードオフとなる使い勝手の悪さを声高に訴えるユーザーの声を聞き入れた印象。
関連リンク:ソニーマーケティングの発表リリース |