ソニーは、メモリー内蔵タイプの“ネットワークウォークマン”『NW-E7』(内蔵メモリー64MB)及び『NW-E10』(同128MB)と、メモリースティック対応の『NW-MS11』を発表した。いずれもオープン価格で、2001年10月21日発売予定。
NW-E7およびNW-E10は音声圧縮方式としてATRAC3に加えてMP3にも対応。記録媒体に内蔵メモリーを採用することで、小型・軽量化(幅約27.8mm×高さ約92.4mm×奥行き約13.3mm(最大突起含まず)、本体質量約55g)のコンパクトな本体を実現している。
本体側面には新開発の“ジョグレバー”を採用、早送り/早戻し、再生/停止といった操作が可能となっている。色はNW-E7がシルバーとブルー、NW-E10がチタンブルーのみ。
また、付属の専用USBクレードルにより、USB経由でのパソコンへの接続や内蔵電池への充電が簡単に行えるようになっている。内蔵充電池による連続再生は約11時間。
NW-MS11は音声圧縮方式としてATRAC3のみの対応。128MBの“マジックゲート(MG)メモリースティック”が付属する。アルミニウムボディの側面には、楽曲情報などを表示する液晶画面と基本操作を行う“シーソー・キー”を配置。
本体カラーには高級感あるチタングレーを採用している。付属ガム型ニッケル水素充電池による連続再生は約10時間。
いずれのモデルにも著作権保護対応アプリケーションソフトウェアとして、Windows XPにも対応した「OpenMG JukeboxVer2.2」が付属する。
<コメント>
内蔵メモリタイプは流行のクレードルに対応し、USBコネクタなど小型化の障害となっていた要素を本体から排除、モデルチェンジにふさわしいフォルムとなっている。
一方のメモリースティック対応モデルは旧モデルとのスペック上の変更は見られない。
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