米Microsoftは、Windows Media Player向けのデジタルメディアツールや3次元スクリーンセーバー、ゲームなど、Windows XPの機能を拡張する「Microsoft Plus! for Windows XP」を発表した。発売はWindows XPと同時の2001年10月25日、推定小売価格は$39.95。
収録される主な機能は以下の通り。
デジタルメディアツール
・「Plus! Voice Command」 - Windows Media Playerを声で操作することができる音声認識機能
・「Plus! Speaker Enhancement」 - DSP技術によるオーディオ品質向上機能
・「Plus! CD Label Maker」 - Windows Media Playerのプレイリストと連携したCDラベル作成ソフト
・「Plus! Personal DJ」 - カスタムプレイリストの自動作成機能
・「Plus! MP3 Audio Converter」 - MP3からWMAへのコンバーター
・「Stunning new 3-D visualizations」 - Xbox向けゲームキャラクターが登場するWindows Media Playerのビジュアライゼーション
デスクトップビジュアルツール
・3次元スクリーンセーバー
・デスクトップテーマ
ゲーム
・「Hyperbowl Plus! Edition」
・「The Labyrinth Plus! Edition」
・「Russian Square Plus! Edition」
日本語版もこの内容に沿ったものになると見られるが詳細は未定。
【同日追加情報】日本語版も発表された。内容は変わらず、発売日はWIndows XP日本語版と同じく2001年11月16日。価格はオープン(推定小売価格4,800円)。
<コメント>
注目はMP3のエンコード機能が含まれず、MP3ファイルのWMAへのコンバーターが収録されていること。WIndows XP環境に於いてオーディオファイルはWMAを標準とする方針を明確にしている。
関連リンク:Microsoftの発表リリース |