2001/10/05

マイクロソフト、Pocket PC 2002 日本語版を発表

 
 マイクロソフトは、携帯情報端末(PDA)向けソフトウェアセット の最新版である「Microsoft Pocket PC 2002 Software 日本語版」(以下:Pocket PC 2002)を、ハードウェアメーカーに向けて供給開始すると発表した。

 主な変更点など内容についてはすでに発表されている英語版と変わらない。従来のPocket PCと比べて、利便性の向上、企業ユーザー向け機能の強化、接続性能の向上に重点を おいて設計されている。

 「Windows Media Player」は「Windows Media Audio8」「Windows Media Video8」に対応。フルスクリーン (横長) でのビデオの再生、メディアファイルの自動的な同期処理などストリーミングに対応した。 また、ディジタル権利管理のサポートを始め、再生リストの管理、MP3およびWMAの再生も可能となっている。

 Pocket PC 2002の搭載機「Microsoft Windows Powered Pocket PC 2002 日本語版」はカシオ計算機、コンパックコンピュータ、東芝、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、富士通の6社より順次提供される予定となっている。

<コメント>
やはりPDA市場としてはビジネス向けにシフトしていくようで、Windows Media Playerが付属しているとはいえ、ソニーのClieのような明確にオーディオプレーヤーを意識した製品は発表されていない。

関連リンク:マイクロソフトの発表リリース
 
 
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