2001/10/23

Windows XP用MP3エンコーダアドオンパッケージを発表

 
 Microsoft、CyberLink、InterVideoの3社は、Windows XP用にアドオンパッケージとして「MP3 Creation Pack」「DVD Decoder Pack」を発表した。

 CyberLinkのMP3 Creation Pack for Windows XPは製品名「MP3 PowerEncoder for Windows XP」。CyberLinkのWebサイトで$9.95で販売開始されている。現在は英語版のみだが、2001年11月中旬までに12カ国語に対応予定。 Windows Media Player for Windows XPで音楽CDからMP3ファイルへのリッピングが行えるようになる。ビットレートは64〜256kbps。

 InterVideoのMP3 Creation Pack for Windows XPは製品名「MP3 XP Pack」。InterVideoのWebサイトで$9.95で販売開始されている。現在は英語版のみだが、2001年末までに10カ国語に対応予定。 Windows Media Player for Windows XPで音楽CDからMP3ファイルへのリッピングが行えるようになる。ビットレートは96〜320kbps。

 DVD Decoder Packについては、CyberLink製が「PowerDVD SE for Windows XP」、InterVideo製が「DVD XPack」、いずれもWindows Media Player for Windows XPでDVDビデオの再生が可能となる。 両者のWebサイトでは$14.95で販売開始されている。

 3社は既に2001年7月に両製品のリリースを発表しており、今回は具体的な製品の仕様と価格の発表を行ったもの。

<コメント>
MicrosoftはWindows XPにおいてMP3からWMAへの音声圧縮規格の切換を狙っているとされるが、実際にはMP3のライセンス問題もある。音質、価格、著作権保護に対する考え方をユーザーの選択に任すのは悪いことではない。

関連リンク:Microsoftの発表リリース
 
 
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