2001/11/05

J-フォン、SD Audio準拠の携帯電話を発表

 
 J-フォンは、2002年春より開始予定のパケット通信サービスに対応し、SD Audio準拠のMP3ファイルの再生/録音が可能な「J-SH51」(シャープ製)を発表した。希望小売価格(標準セット)は62,000円、発売は2002年1月上旬以降予定。

 J-SH51はSDカードスロットを搭載、オプションのマイク付オーディオリモコンを使えば、音楽再生中の電話着信にも応対できる。

 さらに有効画素数31万画素のモバイルカメラ(CMOS)を搭載し、640×480ドット(VGAサイズ)の撮影が可能。従来比約2倍の明るさを実現したアドバンストTFT液晶を搭載、JPEG画像は最大26万色相当のカラー表示を実現している。

 SDカードはJ-フォンの拡張メモリとしても利用が可能となっており、モバイルカメラ画像はもちろん、Javaアプリやメモリダイヤル、メール、スケジュールのデータも保存できる。

 大きさは約50x96x28mm(折りたたみ時、アンテナ突起部除く)、重量は約108g。色はハイドロシルバー、バイオピンク、アストロネイビー、ソシオホワイト(東海エリアのみ)。

 標準セットには、携帯電話本体、付属品キット(電池パック、急速充電器、卓上ホルダー、SDメモリカード(8MB)、ステレオヘッドホン、光デジタル変換プラグ、アナログ変換プラグおよびハンドストラップ)が含まれる。

 また、パケット通信サービスに対応した機種として、背面に配された業界初のステレオツインスピーカーと7色に点滅する2つのLEDが、迫力の40和音ステレオサウンドの着信メロディやゲームを楽しく演出する「J-K51」(ケンウッド製)も発表された。

<コメント>
しばらく携帯端末型の製品が出ていなかったが、これまで同系統の製品のなかったJ-フォンから登場。機能としてはソニーのメモリースティック対応端末とほぼ同じ。SDカードを使っているもののMP3に対応、データ保存もできるなど興味深い点も多い。

関連リンク:J-フォンの発表リリース
 
 
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