アップルは、Mac用デジタルミュージックソフトウエアの新バージョン「iTunes(アイチューンズ)2」の無償ダウンロードを開始した。
iTunes 2は、新たにMP3 CD作成機能、イコライザ機能、そしてクロスフェード機能が追加されている。
また、最も特徴的なのは2001年11月10日発売予定のMP3プレーヤー「iPod(アイポッド)」との連携機能。
最初にiPodをiTunes 2を実行しているMacに接続すると、iTunes 2からすべての曲とプレイリストが自動的にiPodにダウンロードされ、それ以降、iPodをMacに接続するたびに、iPodの内容は自動的に更新され、常に最新の状況に保たれる。
また、Creative Labs(日本国内ではクリエイティブメディア)のNomadシリーズ、ソニックブルーのRioシリーズ、ナカミチのSoundSpace2などUSB接続のMP3プレーヤーが標準サポートとされている。
MacにこれらのMP3プレーヤーをつなぐと、そのアイコンがiTunesのウインドウに現れ、後は、MP3プレーヤーのアイコンにライブラリやプレイリストから曲をドラッグ&ドロップするだけでMP3ファイルの転送が行える。
iTunes 2の動作条件は、MacOS 9.2.1またはMac OS X v10.1以降のバージョンが必要。11月からすべての新しいマックに搭載されるほか、iPodにも無償CDとして同梱される。
<コメント>
Macintosh環境ではCasady & Greene, Inc.製「SoundJam MP」がMP3プレーヤーをサポートしていたが、開発中止となっていただけに、今回のiTunes2はiPodユーザーでなくとも利用のし甲斐があるだろう。
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