2001/11/28

イーヤマとケンウッド、ノートPCとミニコンポのセットモデルを発表

 
 イーヤマとケンウッドは、軽量、薄型のノート型PCと高音質の本格オーディオをドッキングしたパーソナルコンピューターシステム「AVENUE(アベニュー)MPX-710」を2002年2月より発売すると発表した。価格はオープン。

 PC部は薄型、軽量で抜群の機動性を持つB5ファイルサイズ。CPUにはTransmetaのCrusoe 5800(800MHz)を採用。また、LAN端子を標準装備し、各ブロードバンドインフラに対応、大容量データの高速ダウンロードも可能となっている。

 オーディオ部はPC部とテイストを合わせたメタリックでシャープなデザインを採用。アンプ部は本格的なセパレートアンプ方式を採用し、ラジエーションノイズを抑えた高音質再生を実現している。タンデムで装備された2つの12pメディアドライブ部はDVD-ROMドライブとCD-R/RWドライブ、本体下部に装備されたMD部は新規格「Net MD」対応となっている。

 この2つはUSB2.0で接続され、PC部からオーディオ部は外付けドライブとして認識される。また、PCアプリケーションソフトとして、ケンウッド・ジオビット製の「StageMaster」を搭載。Net MDやDVD再生ソフトの起動、各種音楽圧縮フォーマットの作成と再生、音楽用CD-R/RWの作成など、あらゆるデジタルメディアを利用することができる。

 両社では「AVENUE」を「Designed Music PC」と銘打ち、PCの新しい楽しみ方と可能性を提案するとしている。その一環として製品詳細サイト avenue.jpを開設、2002年1月1日より本格始動し、先行予約の受付も行う予定。

<コメント>
ソニー以外のNetMD製品は意外にもPCと一体となったシステムとして、かなり先鋭的な仕様で登場した。Net MDのメリットを生かすにはこうし製品構成が今後も続く可能性がある。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース
      AVENUEのサイト
 
 
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