米SONICblueは、ハイエンドの家庭用デジタルミュージックサーバー「Rio Advanced Digital Audio Center」を発表した。
Rio Advanced Digital Audio Centerは、40GBのHDD、CD-R/RWドライブを内蔵し、音楽CDからリッピングしたMP3ファイルを保存できる。
MP3ファイルのビットレートは320kbpsまでサポートし、WMAファイルの再生も可能となっている。
HDD内にはGracenote CDDB Music Recognition Serviceが搭載されており、保存した楽曲の曲名、アーティスト名、アルバム名などの情報を自動的に付加される。
インターフェースには、フロントパネルと背面合わせてUSBポートを3つ搭載、PCやRio携帯プレーヤーと接続し楽曲の転送が行える他、キーボードやジョイパッド、イーサネットアダプタも利用できる。
また、HomePNAポートも備え、家庭内の電話回線を通して8台までのRio Audio Centerと接続、保存している楽曲をストリーミングで転送できる。
このほか、56kモデムも内蔵しており、CDDBデータの更新やソフトウェアのアップグレードをインターネット経由で行うことができる。このポートはブロードバンドにも対応する。
既に米SONICblueのショッピングサイトで予約を受け付けており、価格は$1,499.95。出荷開始は2002年1月末になる予定。予約分には通常$199.95のRio Audio Centerが1台無料で付属する。
<コメント>
日本国内ではRio Audio Centerも販売しておらず、今回のハイエンドモデルも販売の可能性は薄そう。ただし、リビングに大容量のミュージックサーバーを置き、各部屋にストリーミングで配信するというイメージは今後の製品群を占うものとして興味深い。
関連リンク:米SONICblueの発表リリース
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