2002/01/09

米SONICblue、HDD内蔵オーディオプレーヤー「Rio Riot」発表

 
 米SONICblueは、20GBのHDDを内蔵した携帯型オーディオプレーヤー「Rio Riot」を発表した。

 Rio Riotは、再生フォーマットとしてMP3とWMAに対応。ファームウェアのアップグレードにより新しいフォーマットにも対応可能となっており、Audibleには対応予定。

 240 x 160ピクセルの大型バックライト付き液晶ディスプレイを搭載、FMチューナーも内蔵する。

 16MBのSDRAMをバッファとして搭載しており、12分間以上のスキップ防止のほか、再生時にHDDを停止できるためバッテリー消費の節約と素早い楽曲検索を可能にしている。

 また、Rio Riotには新たに開発されたRio LogiTrackインターフェースが統合されている。
 これは、スクロールホイールとワンタッチボタンによる快適な操作性と、数千の楽曲を曲名、アーティスト名、アルバム名、発表年、ジャンル、好みに応じて簡単に並び替えることのできるビジュアルメニューシステム、 ユーザーの好みを記憶しオリジナルのプレイリストを自動的に生成するRio DJ playlist creatorから構成され、20GBのHDDに保存された5000曲以上の楽曲を素早く簡単に検索し再生できるようになっている。

 パッケージにはヘッドフォン、専用キャリングケース、ACアダプターが付属する。ソフトウェアはWindows用にRealJukeboxとMacintosh用にiTunesがバンドルされる。さらにMoodLogicの音楽管理ソフトも付属し、ID3タグ情報を整理できるほか、自動的に楽曲を分類、おすすめ曲や嗜好に基づくプレイリストを生成し共有することができる。

 Rio Riotの価格は$399.95。SONICblueのサイトで予約注文を受け付けているほか、2002年2月末には北米の量販店店頭で販売開始となる予定。

<コメント>
クリエイティブからは1年半遅れてしまったが、SONICblueからもようやくHDDプレーヤーが登場。大きさがどこにも書かれていないが、HDDの容量から2.5インチと推測され、iPodほど小さくはないだろう。ユーザーインターフェースがアピールポイントとなっているようだが、国内で販売するのであれば日本語対応が最重要であるのは言うまでもない。

関連リンク:SONICblueの発表リリース
 
 
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