2002/01/09

米Liquid Audio、
オーディオプレーヤーソフトの新バージョン発表

 
 米Liquid Audioは、デジタルオーディオプレーヤーソフトウェアの新バージョン「Liquid Player6.1」のWindows版をリリースした。Liquid Player Special Edition (SE) 6.1、Liquid Player 6.1、Liquid Player Plus 6.1の3種類が提供される。

 対応圧縮コーデックの再生はAAC、ATRAC3、WMA、MP3、エンコードはLiquid Audio、MP3、WAV、WMAに対応する。新たなバージョンではCD-RへのMP3およびWMAファイルの書き込み機能に関して24倍速のドライブにまで対応したことが大きな特徴。

 Liquid Player Special Edition (SE) 6.1はOEM向けの製品。主にコンシューマーデバイスメーカー向けに提供され、接続するWebサイトやインターフェースを提供先の企業のものにする。 既にFreecom、Palm、Plextor、三洋電機が採用しており、新たにFellowesがNEATO CDラベルキットに、ヤマハが2002年始めにリリース予定のCD-R/RWドライブ「CRW 3200」にバンドルを決めている。

 Liquid Player 6.1は無料で提供される機能限定版、Liquid Player Plus 6.1は$19.95で販売されるフル機能版。Liquid Player Plus 6.1はWMDMもサポートし、Creative Lab.、SONICblueの主なポータブル製品への楽曲ファイルのセキュアな転送にも対応している。

 Liquid Player 6.1、Liquid Player Plus 6.1は、同社のサイトからダウンロード可能となっている。対応OSはWINDOWS 98、ME、NT 4.0(SP5以上)、2000、XP 。

<コメント>
2001年は日本市場からの事実上の撤退や買収提案を受けるなど、業績は思わしくなかったが、ソフトウェアは着実に進歩している。このままソフトウェア開発の面が残っていく可能性もあるだろう。

関連リンク:Liquid Audioの発表リリース
 
 
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