ソニーは、"CLIE（クリエ）"『PEG-NR70』、『PEG-NR70V』を発売すると発表した。いずれもオープンプライス。発売予定日は『PEG-NR70』が2002年3月23日、『PEG-NR70V』が同4月13日。
『PEG-NR70』『PEG-NR70V』はマジックゲート対応メモリースティックスロットを備え、PC上で音楽コンテンツを管理する付属ソフトウェア「SonicStage LE1.1」でPCに保存した音楽データを、ATRAC3方式で「マジックゲート対応メモリースティック」に記録し、クリエ上の「AudioPlayer(ver.2.2)」で再生することができる。
各種設定や操作はクリエの画面上やジョグダイヤル、付属のヘッドホンリモコンで簡単に行うことができる。また、「Audio Player（ver.2.2）」ではMP3形式の音楽データにも対応。他社製の変換ソフトを使って「マジックゲート対応メモリースティック」や「メモリースティック」に音楽を記録し"クリエ"上で再生することができる。さらに「Photo Stand」使用時に音楽をバックグラウンド再生することもできる。
また新たに「MegaBass機能」も備え、迫力ある重低音も再生可能となっている。
両機は、クリエで初めての液晶回転＆折り畳み式デザイン（Wingデザイン）を採用。パソコンと同等のアルファベット配列のハードウェアキーボードを搭載しており、本体を開いてパソコン感覚で確実な文字入力が可能となっている。
本体を開いた状態で液晶ディスプレイを180度回転させ、折りたたんでコンパクトに使用することも可能。本体画面上に表示できるソフトウェアキーボードでも文字入力が行える。
65,536色対応で320×480ドットの3.8インチ縦型ワイド高解像度TFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、表示画面はディスプレイの回転にあわせて自動的に上下反転する。
さらに『PEG-NR70V』には、レンズ部が前後に300度回転する回転式カメラを本体の回転軸部分に内蔵。液晶画面をファインダーにして撮影することができ、さまざまなアングルでの撮影ができる。
撮影は、キャプチャーボタンでアプリケーションを起動し、ワンプッシュで簡単に静止画を撮影することが可能となっており、"モノトーン""セピア"などの画像エフェクトも充実。クリエ専用のアプリケーションソフトウェアを使えば、撮影した静止画に手書きでカラフルな文字や絵をかき込み、画像加工もできる。
＜コメント＞
他のPalm搭載機には見られない機能をいち早く搭載してくることで人気のCLIE。それは最早Palmよりも認知度が上かもしれない。他にも新機能はいくらでもあるが紹介しきれないので詳細は下記リリースを参照のこと。
関連リンク：ソニーマーケティングの発表リリース |
