2002/03/13

iRiver、DataPlay対応プレーヤーを発表

 
 米iRiverと米DataPlayは、DataPlayメディアに対応した次世代携帯プレーヤー「iDP-100」を発表した。

 iDP-100は、DataPlayの技術を採用しており、デジタルオーディオファイルの再生、記録、および外部記録装置の機能を備えている。

 DataPlayは25セント硬貨サイズのパッケージに500MBの記録容量を持つ新しい記録媒体。ユーザーはこのメディア一枚で11時間分の楽曲を保存することができる。

 また、DataPlayではUniversal Music Group、The EMI Group、BMGと楽曲記録済みDataPlayメディアの販売で戦略的パートナーシップを結んでいる。

 iDP-100は、MP3、WMA、AAC、QDXをサポートしており、それぞれDRMに依るセキュアファイルとして再生が可能となっている。インターフェースはUSB、バッファとして8MBのSDRAMを搭載、ファームウェアのアップグレードにも対応する。

 電源は充電池もしくはACアダプター。充電池では11時間の連続再生が可能で、オプション充電池との組み合わせでは20時間の連続再生が可能となっている。リモコンも付属する。

 発売は2002年夏を予定しており、小売価格は369米ドル。

 iRiverは韓国Reighncomの米販売子会社。ReighncomはSONICblueのRioVoltシリーズのOEM元として知られている。

<コメント>
発表以来ずっと遅れていたDataPlayもようやく製品化のニュースが聞かれるようになった。ある程度普及するためには、もう何社かの発表が欲しいところ。

関連リンク:DataPlayの発表リリース
       iRiverの発表リリース(PDF)
 
 
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