アップルは、ハードディスクを内蔵した携帯型デジタルオーディオプレーヤー「iPod」の第2弾モデルを発表した。発売日は2002年3月23日、メーカー希望小売価格は62,800円。
第2弾のiPodは、従来と同じステンレス製の小型筐体（61.8×102×19.9mm、185g）に倍容量の1.8インチ10GBのハードディスクを内蔵しており、20分間の音飛び防止用のメモリも搭載している。
同時にアドレス帳機能とイコライザ機能を追加するソフトウェアを発表した。
アドレス帳機能では、最高1,000件の名前と住所を含むアドレス帳をダウンロードし、音楽と一緒に保存ができるようになる。
イコライザ機能ではR&Bからクラシックまで、20種類のプリセットのイコライザ設定が追加されている。
このソフトウェアは従来のiPodも利用でき、iPodアップデータ版としてアップルのホームページから無償でダウンロードできる。
さらに、ユーザーの注文に応じて、裏面のステンレススチールにレーザーで好きな文字を入れられるレーザーによるパーソナライズサービスも開始される。最高全角13文字を2行まで入れることができ、Apple Storeにて6,000円で提供される。
＜コメント＞
そのクオリティの高さで人気のiPodが大容量化。採用されている東芝の1.8インチHDDは20GBモデルまで発表されているが、価格とのバランスを取ったものと見られる。ユーザー心理を突いたパーソナライズサービスはさすが。
関連リンク：アップルの発表リリース
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