クリエイティブメディアは、MP3とWindows Media Audio（WMA）の再生に対応した液晶ディスプレイ付のデジタルオーディオプレーヤー「Digital MP3 Player 2」を発表した。
ラインナップは32MB内蔵メモリー搭載モデル「DMP2-32M」と64MB内蔵メモリー搭載モデル「DMP2-64M」の2つ。いずれも外部スロットを備え、MMCによるメモリの増設ができる（増設は1枚のみ）。
対応コーデックはMP3とWMA。ビットレートはMP3で320kbps、WMAで160kbpsまで対応している。
PCとの接続インターフェースにはUSB1.1に対応。転送速度は、内蔵メモリーに対して2.56Mbps、増設したMMCに対して0.96Mbps。
本体前面にマイクロフォンを内蔵し、G.726形式(32kbps)で最長4時間のボイスレコーディングが可能。なお、MMCには保存することができない。
前面パネルにはブルーのELバックライト付液晶ディスプレイを装備。プレイヤーの状態を暗い場所でもトラック番号、再生モード、電池残量、音量等の情報を確認することができるようになっている。ただし、ID3タグの表示はできない。
電源は単4型アルカリ乾電池2本、約11時間の連続再生時間が可能となっている。
付属ソフトウェアは、転送ソフトウェア「Digital Audio Manager（英語版）」。PCと接続して、MP3やWMA形式のファイルだけではなく、あらゆる種類のファイルを転送、プレーヤー内に保存して持ち運ぶことができる。
ボディーカラーにはパールホワイトカラーを採用。大きさは52×75×15 mmの40g（乾電池未装着時）。
発売は2002年6月上旬より、価格はオープンプライスで推定小売価格は32MBモデルが11,800円前後、64MBが14,800円前後。
＜コメント＞
価格と大きさは評価できるが、液晶ディスプレイに楽曲名などの情報が表示できないこと、増設メモリがMMCのためこれ以上の拡張性に期待できないことが不満点として残る。
関連リンク：クリエイティブメディアの発表リリース |
