2002/07/11

マイクロソフト、FOMA端末にWMA搭載と発表

 
 マイクロソフトは、NTTドコモの第3世代移動通信サービス「FOMA SH2101V」において、Microsoft Windows Media Technologiesに含まれる音声や音楽の圧縮テクノロジー「Windows Media Audio」が搭載されると発表した。

 SH2101Vは、2002年7月9日(火)に発表されたテレビ電話も可能なPDA型のシャープ製FOMA端末。1秒間最大15フレームのスムーズな画像のテレビ機能、および総画素数35万画素のカメラやスケジュールや住所など個人情報管理を行うPIM機能などを搭載している。

 また、WMA搭載により、ユーザーはNTTドコモが提供する映像配信サービス「M-stage visual」から配信される映画の予告編やミュージッククリップなどの映像コンテンツをWMA形式で楽しむことができるようになる。

 「M-stage visual」は、NTTドコモの映像配信サービス。ユーザーは、「FOMA」から、ニュース、エンターテインメント、映画や音楽、スポーツなどの各種コンテンツを、11ジャンル、79チャンネルで約300種類の番組(2002年6月現在)を映像ストリーミングで楽しむことができる。

<コメント>
元々、PHS端末でスタートした「M-stage visual」は動画をMPEG4、音声をASF形式として事業者に安くコンテンツを制作してもらえるような仕様となっていた。その意味では特に目新しいニュースではない。ちなみに音楽配信サービス「M-stage music」はATRAC3とAAC形式で、まだFOMA端末では提供されていない。

関連リンク:マイクロソフトの発表リリース
 
 
過去の記事↑



Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.