2002/08/21

RealNetworks、「RealOne Player v. 2.0」を発表

 
 米RealNetworksは、RealAudio、RealVideo、MP3、Windows Media、QuickTime MPEG-4のほか50以上のファイル形式をサポートするデジタルメディア再生ソフト「RealOne Player」の新バージョンを発表した。

 新バージョン「RealOne Player v. 2.0」では、CDの作成とDVDの再生に対応。CD作成の際にMP3にエンコードするほか、クロスフェードで楽曲をつないだり、CDジャケットの印刷も可能。DVD再生サポート機能はフルスクリーンのシアター・モードでDVDを視聴できる。メニュー、チャプター、タイトル、言語選択といった機能も利用できる。

 また、今年初めに発表した、広帯域接続で利用可能なバンド幅を判断し、再生開始までのロード時間を大幅に削減する「TurboPlay」機能も利用できる。

 フル機能のRealOne Player Plusは19ドル95セント。無料のRealOne Player v. 2.0はTurboPlay、Theater Mode、DVD再生、フルスピードCD作成をサポートする。

 RealNetworksでは、Realの独自フォーマット以外もサポートするプラットフォーム戦略「Helix」を7月に発表しており、RealOne Player新バージョンもその戦略の一つ。

<コメント>
デジタルメディアの統合ソフトとして大きなシェアを持つRealの新バージョン。話題の焦点は動画形式の覇権争いになりがちだが、オーディオファイルのポータブルプレーヤーへの転送機能もソニー製品やクリエイティブ、ソニックブルー製品をサポートしている。

関連リンク:米RealNetworksの発表リリース
 
 
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